現役大学生と話そう!全Q&A 23年度 9月のワークショップ
大学紹介 〜現役大学生と話そう!〜
日時:2023年9月10日(日)
場所:YSアリーナ 大会議室
こんにちは。
八戸の熱き学び舎LwayのCEOです。
テスト対策真っ只中ですが
話題を戻して
9月のワークショップ
大学紹介〜現役大学生と話そう!〜の
第2部の様子をお届けします!
3人の大学生に出演してもらったのですが
彼らには事前に募集した
生徒・保護者からの質問に答えてもらいました。
その質問が以下↓
・質問
①尚祝くんの回答
②悠斗くんの回答
③さくらさんの回答
・志望校を選んだ理由
①哲学・心理学を学びたかった。私立専願だったので、日程とお金が許す限り受験し、その中から決めた。
②第1志望は東北大学の薬学部。化学が好きで、化学を活かせる職種は何か?と考えていた。また、入ることができれば就職面の安定も得られる点から薬学部を目指していた。岩手大学も第二志望として視野に入れており、高3の夏休みにオープンキャンパスに出向いた。実際に研究室の見学もでき、ここならやりたいこともできるということを実感し、最終的には共通テストの結果で岩手大学に進学。
③第1志望は長岡造形大学。高2からカメラの道を考えはじめ、デザインの基礎から学ぶことができる点から志望校として設定。公立大学という点で学費が安い点・就職率が高い点・地元で働きたい想いもあるので、地域プロジェクトが充実している点も魅力の1つだった。第2志望として日本デザイナー芸術学院も検討。実技科目が多く、技術を身につけられる点が魅力。資格取得のための講習も充実している。就職率も高く、専門学校であるが短大卒と同じ扱いにもなる。
・将来の夢
①現状は特になし。就職活動をしなければならない時期なので、不動産系や会社員の道をメインで検討中。
②現状は特になし。今の目標は、OCで出会った研究室に入ること。
成績・TOEICの結果次第で配属できるかどうか決まるので猛勉強中。
③写真館のカメラマン。
きっかけは西島夫妻の結婚式でカメラマンとして参加したこと。
撮ったものをアルバムにしてあげたときの喜んでくれた顔が印象的で、カメラマンとして活動し、多くの人の喜ぶ顔が見たい・想い出をかたちにして残してあげたいと思っている。
・やる気が出ないときの勉強との向き合い方
①塾に行く、図書館に行くなど環境を変えるようにしていた。そもそもその場所に行こう!とならないこともある。そんなときは、友だちと待ち合わせをしたり、明日自習に来ますなど宣言したりするなど、約束をつくるようにしていた。
②やる気がでないときは、課題に追われてしまっているときがほとんど。
まずは、勉強に取りかかれるように、やりたい勉強から実施する。気持ちを高めるために音楽を聴いたりしていた。
③気持ちを高めるために音楽を聴く。1個終わったら何かする!という楽しみをつくっていた。
・住居探しについて
①アパート暮らし(55,000円の1R)、合格後に決定。
②3階建ての学生マンション暮らし(40,000円くらい)、合格後に決定。
③アパート暮らし(家賃39,000円+管理費2,000円)、合格後に決定。
・部活と勉強の両立について
①両立はできていない。
できていた友人(国立大学医学部に進学した)の話では、夜は疲れも溜まっており集中できないので、帰ったら寝て、4時ぐらいから朝勉強していたらしい。
②高1~高2まではできていた。
週末は部活動で忙しく勉強している暇も体力もないので、水~金のすき間時間で週末課題を実施していた。
高校は小テストも多いが、登校時間などのすき間時間を有効に使いテスト勉強に励む。
一度「勉強をしたい!」と1週間無断で部活を休んだことがあった。勉強をする気満々でいたが、時間がありすぎて持て余してしまった。
③両立はできていない。
書道のイベントなどがテストの前後で行われることもあり、苦労していた。途中からは、夜は課題に取り組み、朝5時頃起きて予習・復習に励んでいた。
・バイト事情
①飲食店
時給1,200~1,400円、4h×3日または6h×2日くらい働くと月70,000~80,000円
②今はしていない。
友だちの情報:チェーンの居酒屋が良いらしい。(理由は不明笑)
③スタジオマリオ
時給900円、8hくらい働いて1日あたり9,000円
単発のバイトとして中総体の撮影依頼を受けることも。(1日あたり9,000~13,000円)
・仕送り事情
①1か月あたり50,000円だったが、60,000に増やしてもらった。
奨学金は毎月80,000円借りている。
②家賃・光熱費は払ってもらっているが、仕送りは特になし。
奨学金も借りていない。
③1か月あたり40,000円(このほかに家賃・光熱費は払ってもらっている)
奨学金は毎月40,000円借りている。
・一人暮らしの楽しさ・大変さ
①
楽しさ:完全に自由!
突然友だちが泊りに来たり、カラオケに行ったりと何をしても何も言われない。
大変さ:自由過ぎるが故に1日中ダラダラしてしまうことも…生活習慣の乱れは否めない。家事もつらい。
②
楽しさ:好きなタイミングで好きなことができる。遊ぶ時間も気にしなくていい。
大変さ:自炊が大変。つくるのはいいが洗い物は大変で、1食無理矢理減らすということもしている。学習習慣の維持も大変である。
③
楽しさ:ずっと寝ていてもいいし、ずっとスマホをいじっていてもいいし、何をしてもいい。自分一人の時間といのが何よりも良い。
大変さ:家事が大変。洗濯・掃除・料理は楽しいが皿洗いは…。
・大学生活で困っていること
①1年のころは履修登録などで困った。
何日までにこれをしなければならないなどの情報収集が大変。
情報収集は自分から探しに行かなければ手に入らないところも大変である。
②授業の受け方で困っている。
高校までは先生が生徒のリアクションを見ながら説明をしてくれていたが、
大学の教授は容赦なく授業を進めていくので、予習・復習は必須である。
③八戸の普通科高校では18歳になっても免許を取得するタイミングがないので移動手段に困っている。
病気になったときにどの病院まで交通手段で行くべきか。食べ物はどのよう調達するか。なども考えておく必要がある。
・大学に通ってみてイメージ通りだったこと、思っていたことと違ったこと
①
〇:イメージよりも授業が楽であった。
×:誰も助けてくれない。何をするにしても自分で動かないといけない。
②
〇:試験が近づくと過去問収集が大事になる(効率が良い)
先輩とのつながりも重要になってくるので、部活やサークルなどでコミュニティを広げることが大切。
×:部活がキツくない。監督が学生ということもあり、チームにまとまりがない。
③
〇:自分の時間が多い。専門ならではだが、自分から勉強しなければならない。
×:特になし。
・高校時代の後悔
①高校時代の後悔は特にない。
中学生の頃に学習習慣の確立ができていなかったことが何よりも後悔している。
②高3の4月~引退までの期間に後悔がある。
野球部・吹奏楽部以外は6月頃に引退を迎えるため、そちらに合わせ学校自体が本格的な受験勉強をスタートさせた。
その頃は、部活一色だったこともあり課題を疎かにしてしまい、先生との信頼関係も失った。
③志望校を探すタイミング。
進学した専門学校に関しては、だいぶ遅いタイミングで出会った。
もっと早くから理想的な志望校に出会えていたら、勉強なり、専門の知識を身につけるなどの行動に移せていたはず。
・高校生時代の勉強時間(通常時)
①平日2,3時間。休日4,5時間。あと学校の行き帰りのバスの中で単語とかの暗記ものをやっていました。
②1・2年生:平日3時間(登下校で1時間半、課題1時間、+αで30分)
休日3~4時間(課題で3~4時間、+αで30分〜1時間勉強したりしなかったりでした。)
休み時間や昼休みの時間で青チャートを解き進めたりしていたので、隙間時間で+30分くらい勉強してたと思います。
3年生:可能な限りたくさんやるようにしました。
③1.2年の頃は3~4時間程度
部活が忙しい時は課題しかできてなかったこともあった(1時間くらいしかできてない日もあった)休日は6時間前後。
3年の引退後は5~6時間くらい。休日は7~8時間、共テ前はもう少し多かったかも。
・大学受験勉強を本格化させた時期、きっかけ
①私の場合1年留年したので、元同級生が試験を受けていたころからです。つまり、自分の受験のちょうど1年前から受験勉強を本格化させました。
②3年生の部活動引退後
1・2年生のオフシーズン中は勉強時間を増やしました。(1・2年生のオフシーズンに勉強時間を増やしたのは、シーズン中に勉強の遅れをとってしまっていると感じたから。)3年生の部活動引退後も周りと比べると受験勉強のスタートが遅れていたので、焦りもあってすぐに切り変えることができました。
③悪い受験生の典型ですが部活引退後でした‥
使う教科が実質4教科だったので専門の合格が決まった後に教科を絞って勉強して、なんとか目標の6割(使う教科のみで数えた場合)に届いたので、かなりギリギリでした。
・大学での勉強の仕方は高校と同じで通用しますか?オススメあったら教えてください!
①大学の授業は語学など一部の科目を除いて問題集がないため、問題演習ができず、それ以前にどこが試験に出るかもわかりません。そのため、授業中に先生が強調していたところをメモして、用語を自分の口で説明できるまで勉強します。自分の口で説明できるまで勉強することは大学受験勉強でも役立ちました。私は歴史の年号を覚えるのが苦手で、実際あまり覚えていませんでしたが、歴史の流れをストーリーとして自分の口で説明できるように勉強していたので、出来事の順序を問う問題には答えられました。
②自分から学びに行く姿勢が高校の勉強よりも必要だと感じました。予習・復習は両方とも大事だと感じています。
③ほぼ実習なので、世界が全然違います。
・受験勉強において問題演習の割合(アウトプット)と英単語や教科書の見直しの割合(インプット)はどのぐらいでしたか?
①7:3くらいでアウトプット中心でやってました。
特に英単語は、単語帳を見ても覚えられなかったものが、長文の中で見るとイメージがつかめるのでアウトプット中心の勉強がおすすめです。もう一点、インプット中心の勉強にしようとすると完璧主義になってしまい、先に進めなくなるので、単語帳でも歴史でも5割覚えたら次の分野に進んでいました。
②アウトプット6割、インプット4割くらいだったと思います。
知識を詰め込んでからアウトプットしたいと思ってやっていたのでこの割合になったと思います。途中から、インプットの割合が多いと感じて、アウトプットの割合を増やしました。アウトプットしてみて、そこから得た情報をまたインプットするという繰り返しをしていました。
③アウトプット:インプット=3:7
まとめ型の勉強をよくしていて、書かなきゃ覚えれないタイプだったのでこんな感じです。
やったところはかなり頭に入っているのですが、まとめ型はかなり時間を持っていかれるので、勉強できていない部分がテスト前かなり多かった記憶があります。
・最後に一言メッセージ
①受験生の皆さんへ
受験までずっと勉強しなければならないわけだが、高3生は特に、この仲間と一緒にいられるもあと半年かもしれません。
(大学・就職は全国各地に散らばるので…)交友関係も大事にしてほしい!
また、やりたいことを大切にすることが大事、妥協はしてほしくない。やりたいことを見つけることで頑張れる!
②受験ために部活動を辞めることはしないでほしい。部活でできた仲間は一生もの。
受験期に相談などにものってもらった。部活は必ずやりきってほしい!
また、勉強0の日はなくそう!単語帳を開くだけでも必ず力になる!
③やりたい分野についてきちんと調べてほしい!
短大・専門が悪いわけでもないし、大学が絶対というわけでもない。
大事なことは、やりたい分野を学べるところを探すこと。
やりたいことが明白になれば努力はできるようになる!